エンジンウェルダー ALW-150SS 溶接機の修理 DIY
今回は20年近く使用してなかったエンジンウェルダーの整備していき、再度使えるようにします。
これだけ放置するとバッテリーはダメだろうし、ガソリンも腐っている。
なので、ガソリンが通る場所は全て交換するか、もしくは清掃しないと使い物にならないので、まずはバラしていきます。
まずはフィルターを取り外さないとキャブレターにアクセスできないので、フィルターを外します。
フィルターを取るとボルト2本でフィルターカバーとキャブレターが繋がっているのでこれを外します。
今度はキャブレターにアクセスできるので、チョークワイヤーやガソリンホースなどを外します。
このステー部分も取り外します。
チョークワイヤーを外します。
この時、元に戻す際に、どこの長さで締め付けていたのか?マーキングしておくと良いと思います。
まあ、別に、大したことではないので、どっちでもいいんですけどねw
キャブレターが外れたら、裏側ボルト一本で止まっているところを外します。
外れたら、ハンマーで軽くコンコン叩くとカバーが外れます。
外れたら、フロートが見えると思います。
これが固着などせず、しっかり動く事を確認して下さい。
今度はキャブレターを洗浄液で洗います。
穴という穴全てに洗浄剤を塗布して下さい。
バタフライの部分もちゃんと動くか確認して下さい。
メインジェットの部分の部分も外して洗浄剤を塗布して下さい。
今度は、ガソリンゲージの部分を綺麗にします。
完全にガソリンがタール状になって使い物にならないので。
ここはプラスドライバーで止まっているだけなので簡単なんですが、まずガソリンタンクの中のガソリンをシュポシュポを使って全て抜き取ってから行ってください。
外れるとこんな感じなんですけど、新しい耐油ホースを購入して取り付けて下さい。
今度はプラグを取り外します。
取り外したらエンジンオイルを数滴プラグホールに垂らしてください。
なんせ20年ぶりなので、シリンダーが固着している可能性があるので、クランキングする時に変な傷をつけないように保護するためにやります。
これがプラグですね。
一応プラグギャップを測っておくといいかもしれないですけど、新しく購入しても良いと思います。
今度はバッテリーです。
これだけ使ってないとバッテリー液を入れても復活は厳しいと思います。
なので新品に交換します。
それにバッテリー液は濃硫酸の劇薬なので取扱いが危ないから、新しくしちゃった方が良いと思います。
バッテリーの型式は何だか分からないけど、ユアサの30A19Lで頼めば平気です。
今度はガソリンコックですね。
これはスパナで遣れば簡単に取れると思います。
ナットで挟み込んでいるだけなので。
フューエルフィルターが中に入っているので、それも確認します。
洗浄剤でバンバン洗い流します。
で、今度はガソリンホース全ての新品に取り替えます。
今回は在庫であったやつ使いますが、上で紹介しているやつのほうがいいです。
ホースが柔らかくないと、途中で折れてしまうので。
で、今度はエンジンオイルも交換します。
この部分のボルトを外すとエンジンオイルを抜く事が出来ます。
オイルはこれを使います。
オイルゲージは反対側あるので、ゲージ見ながら充填します。
今度はフィルターがガビガビになっているのでフィルターを交換したいんですが、すでに廃盤みたいなんですよね。
クボタ GS280用エアクリーナーエレメントが使用できるみたいなんですけど、ちょっと費用を削減する為に、今回は外側のフィルターだけ交換します。
ホースも新しくしたら、よく見えるようになった。
で、再度取り付ける。
ガソリンタンク左側の上下はガソリンメーターのホースを、
右側にはメインのホースを取り付けます。
最後はカバーを取り付けるんですが、バール無いとキツイ気がします…w
で、完成ですね。